仙台の牛タン、コスパの良さ一押しってどこ?お店もお取り寄せも。

さて本日は牛タンのお話です。

実はこないだテレビで相葉マナブをちょろっと見ていまして、暫定チャンピオンだった「仙台牛タン釜飯」を超え、​​“のりのつくだに”と“にんにく”を使った「つくだににんにく釜飯」が暫定のチャンピオンになりました。

 

確かに簡単に作れそうで、美味しそうでしたよね。うんうん。

で、思ったんです。

 

仙台って牛タンのイメージがすごいですが、店によっては薄っぺらい激薄スライスみたいなのを何枚かお皿に並べて1500円とか取る様なところもあったり、ネットでは美味しい美味しいと紹介されていても正直どこが違うの?と思うようななんてことない普通の牛タンを出しているお店もあったり。

 

そりゃぁね、厳密に肉の量と味と値段を全部数値化して比較するっていうのは「味」の部分で難しいんでしょうけど、でもでも、あのお店も、そのお店も、薄っぺらのぺらっぺらな、まるで金箔の様な美しい薄さの牛タンが出回っているので、初めてお店に食べに行く人は大変だなぁと思います。

 

そこで今回は企業努力という指標であるお店を紹介したいのです。

それは、牛タン専門店 陣中(じんちゅう)です。

 

特に仙台や付近に住んでいる人なら知っている方も多いでしょう。

特に有名なのは、満腹牛タン弁当ですよね。 お弁当だからとあなどってはいけない。 薄っぺらのぺらっぺらなんかじゃありません。 噛み応えと味わいがしっかりした牛タンが、14~15枚?がっつりと乗っていて、欲を言えば牛タンがこれだけ乗っているならもう少しご飯を増やしてほしいと思ってしまうほど、牛タンの満足感が半端ない。

そんな大満足のお弁当が、なんと1,000円(税込)

 

企業努力に涙が出る。 1,200円にすれば良かったのに。とほほ。

 

とはいえ、なぜそんなに企業努力という言葉を使うかというと、直営店の存在がそう思わせるのです。

現在、陣中の直営店は7店舗。

仙台駅に2店舗、仙台空港に1店舗とレストラン1店舗、 そして残る3店舗がすごい。

 

まずは牛タンスタンド福室店。

ここは2021年11月13日にリニューアルオープンしたばかりなのですが、本社工場併設の直売店です。 もちろん人気の満腹弁当も販売していますが、ここの店舗はなんとトレーラーショップなのです。 簡単に言うと、小さいプレハブみたいな感じ。 かわいい外観ですけどね。

 

続いて牛タンスタンド閖上店。

ここも、小さなプレハブで販売している工場直売店です。 満腹弁当はこちらでも購入できます。

 

そして最後に牛タンスタンド泉店。

こちら、なんと元ガソリンスタンド。 まさにスタンドですね。居ぬき物件を改装して作られたお店です。 こちらも満腹弁当は買えます。

 

以上3店舗いずれも、決して人や車の通りが多いとは言えない立地なのですが、プレハブや居ぬき物件でコストを抑え、それでいて安くて美味しい商品を出し続けているのです。

 

すべてのお店とは言いませんが、やっぱりあのお店もそのお店も、街中の一等地や観光地に立派なお店を構えて、良いお値段で牛タンを出しているわけなので、そりゃ色々なコストがかかることでしょう。

 

もちろん陣中だって仙台駅や空港にあるんですもの、頑張ってはいます。 ただ、陣中のあの美味しい牛タンや弁当は、削りに削ったコスト管理の中でいかに高い品質のものを安く提供するかという苦労のうえに存在しているんだなと、お弁当を食べながら感動したりするわけです。

 

むしろ、お店にお金をかけるくらいだったら、その分給料を上げたいという考えでプレハブとかにしているのであれば、それはそれで「陣中のみなさんもっともっとお金は稼いでください」と応援したくなる。

 

ということで、真面目に美味しく安く牛タンをお求めいただけるお店を、企業努力という観点からご紹介しました。

そんな陣中の牛タン、ネットでも購入可能です。 ​ こんな商品もあります。