もう除雪の時期だな。毎年買いそびれる除雪機、おすすめの1台。

​​​​​​寒くなってきました。

まもなく全国的にどこも雪がちらつくことでしょう。

 

ところでラニーニャラニーニャとニュースで言われていましたが、ラニーニャってご存じですか?ラニーニャ現象といって、あなたも聞いたことがあるエルニーニョ現象のような自然現象のひとつです。

 

細かいことは抜きにして、ラニーニャが続いた年は冬の降雪量が増える統計があります。 ということは、今年は大雪? あくまでもラニーニャと雪の量は因果関係というより、日本の統計で過去にそうだったということみたいですので、実際年明けにかけてどうなるかは知りません。

 

そもそも愚痴としては、ラニーニャ現象が続いていたことはしばし前からのことで、テレビのニュースも大雪が降ってから「ラニーニャラニーニャ」と呪文の様に言い始めるあたりが、報道機関としてどうかと思います。笑

 

ラニーニャが続いているから次の冬は大雪が降るぞ」と覚悟をもって予測して伝えてもらわないと何も意味をなさないと思いますが、どうもテレビというのは手遅れになってからの報道が多いですね。

 

とはいえ、雪は大なり小なり降るところが多いわけで。

毎年、毎年、朝からえっさほいさと雪かきスコップを頑張って振り回しているあなた。

もうさすがに、機械にしたくないですか…?

あの辛い雪かきを、いくらかでも楽にしたくはないですか?

 

でも、どういう除雪機がいいんだろう?

そこでご紹介したいのが、ササキコーポレーションの充電式の除雪機「オ・スーノDX(ER-801DX)」です。

 

さて、ここで心配になったあなた。

充電式ってパワー弱いんじゃない?

短時間でバッテリー無くなるんでしょ?

意外と充電のお金もかかるんじゃない?

ガソリンのエンジン式より壊れやすそうじゃない?

などなど。

 

まぁ各メーカーから出ている色々な充電式除雪機はありますが、ものによってはやはり「弱い」「壊れる」「コストかかる」ということもあります。

そんな中、ササキコーポレーションの充電式の除雪機「オ・スーノDX(ER-801DX)」はココが良いところです。 ​

 

「農機具などで勇名なササキコーポレーションだからこそのパワーと耐久性。」

そもそもササキコーポレーションという会社は、農業機械やボイラーなどを長年作っている会社ですが、ガソリンを使うエンジン式のものに加え、かなり早い段階から電動機械の開発・供給もおこなってきました。 中でも充電式の除雪機はもう長い間、日本国内で販売しており、全国の代理店やホームセンター、さらにはネットで購入もでき、実は相当な台数が国内に流通しています。

 

もちろん完全防水で、トラブルに強い鉛蓄電池を使っていますが、万が一のトラブルにおいては全国の代理店やメーカー(ササキコーポレーション)がしっかり対応しています。

装着されているモーターは左右のキャタピラにひとつずつの計2個。 パワフルな動力で、ハンドルについているレバーを握るだけで65~70kgの雪をグイグイ押して除雪をしてくれます。 進む速さも無段階で調整でき、誰でも簡単に旋回できる「らくらくターン」という機能も付いているので、力の弱い女性やお年寄りも楽々に除雪ができる機能が満載です。

 

「色んな質の雪を除雪できる!」

除雪機によっては、雪をかきこんで上からブォーーーーっと投げ出す方式のものもあったり、様々な種類の除雪機がありますが、そういったものはサラサラとした雪しか除雪できなかったり、湿ったり固まった雪は除雪できないうえ除雪機の内部に詰まってしまい破損の原因にもなることがあります。

 

しかしこのオ・スーノ、やわらかい新雪はもちろん、1~2日経って重みでしまった雪、除雪車が置いていった固まった雪、溶けかけの雪などあらゆる雪の除雪ができることで評判が良いのです。 ただし、ガチガチに凍ってしまった雪は、他の除雪機もそうですがオ・スーノも厳しいということはメーカーが正直に言ってますので、ガチガチになる前に除雪してしまうことがオススメです。

 

「めちゃくちゃ静か」

雪かきといえば、朝の真っ暗な中で仕事に行く前にやる人もいれば、夜に家に帰ってからやる人もいますね。 なかなか日中に時間をとって除雪できる人の方が少ないのではないでしょうか。

ただ、朝や晩となると、ガガガガーっと大きな音を出しているとご近所迷惑になったり、暗い中では除雪がはかどらなかったり、もちろん視界が悪いと危険もあります。

 

しかしオ・スーノはそこもばっちり。

エンジン式と違い、電気モーターなので除雪機自体の音がすごく小さい! 朝早くでも、夜遅くでも、ご近所の迷惑にならず、むしろご近所さんにも喜んでもらえる地域のヒーローになること間違いなし。笑 さらにバッテリー部分にはLEDライトが付いているので、暗い中でも安全に快適に除雪ができます。

 

「電気代が安い!」

充電式だと気になる、1充電あたりの稼働時間と電気代。

まずは稼働時間についてですが、約5時間のフル充電で、約70分の連続除雪が可能です。 もちろん除雪する場所の広さにもよりますが、グイグイ除雪をしてくれるので一般的なご家庭であれば ​70分稼働してくれればばっちりです。

 

ただ、このオ・スーノ、薬局や幼稚園・保育園、お店、神社、コインパーキングなどの施設でもかなり使われている除雪機なのですが、そういった少々広い場所の場合にはバッテリー​を2つ用意して長時間の除雪をしていることも多いので、バッテリーがひとつで足りない場合は専用の「バッテリーケースセット」というものを買い足すと良いでしょう。

 

そして気になる電気代は、1回のフル充電で約20円。

あの大変だった雪かきが、20円で超ラクになります。

もちろん本体を買う時の初期投資としてはある程度のお値段しますが、毎年の除雪の苦労を考えればかなり大満足だという方がほとんどでしょう。

気になる方は​楽天のレビュー​などをご参考にしてください。 ​

 

さて、オ・スーノの良さが伝わったところで全国どんな地域で使われているかをご紹介します。 充電式だと雪深いところはダメなんじゃないかと心配な方も多いはずです。

そんなオ・スーノ、北は北海道、南は九州まで広く使われています。

ここ最近は全国的に大雪が降ることも多いので、西日本から九州にかけても販売が非常に多くなっていますが、北海道でも使用される方が増えています。 もちろん北海道のものすごい雪が降るところをやるとなると、ブルドーザーや除雪車ということになると思いますが、北海道でオ・スーノを使用している方は、ご自宅の駐車場や、玄関から道路までの道、お店の前といった、常に除雪をしておきたい場所に使用している様です。

場所によって使い分けっていうことですね。

 

ブルドーザーや除雪車だと入れない場所、頻繁に来てくれない場所も多いので、気軽にいつでも頻繁に除雪をしたいという場所に、オ・スーノを活用してみてはいかがでしょうか。

ここ最近は、関東でも雪が多いので、関東のお店やコインパーキングなどの除雪用としても購入が増えている様ですので、関東の方もぜひ。 ​

 

​ ​

 

ちなみに、こちらのオ・スーノDXは毎年すごく売れて時期によっては予約待ちや完売となる人気商品ですので、購入しようと決めた方は1日も早く注文しないと今年の除雪に間に合わない可能性がすごくありますのでご注意くださいね。

 

仙台の牛タン、コスパの良さ一押しってどこ?お店もお取り寄せも。

さて本日は牛タンのお話です。

実はこないだテレビで相葉マナブをちょろっと見ていまして、暫定チャンピオンだった「仙台牛タン釜飯」を超え、​​“のりのつくだに”と“にんにく”を使った「つくだににんにく釜飯」が暫定のチャンピオンになりました。

 

確かに簡単に作れそうで、美味しそうでしたよね。うんうん。

で、思ったんです。

 

仙台って牛タンのイメージがすごいですが、店によっては薄っぺらい激薄スライスみたいなのを何枚かお皿に並べて1500円とか取る様なところもあったり、ネットでは美味しい美味しいと紹介されていても正直どこが違うの?と思うようななんてことない普通の牛タンを出しているお店もあったり。

 

そりゃぁね、厳密に肉の量と味と値段を全部数値化して比較するっていうのは「味」の部分で難しいんでしょうけど、でもでも、あのお店も、そのお店も、薄っぺらのぺらっぺらな、まるで金箔の様な美しい薄さの牛タンが出回っているので、初めてお店に食べに行く人は大変だなぁと思います。

 

そこで今回は企業努力という指標であるお店を紹介したいのです。

それは、牛タン専門店 陣中(じんちゅう)です。

 

特に仙台や付近に住んでいる人なら知っている方も多いでしょう。

特に有名なのは、満腹牛タン弁当ですよね。 お弁当だからとあなどってはいけない。 薄っぺらのぺらっぺらなんかじゃありません。 噛み応えと味わいがしっかりした牛タンが、14~15枚?がっつりと乗っていて、欲を言えば牛タンがこれだけ乗っているならもう少しご飯を増やしてほしいと思ってしまうほど、牛タンの満足感が半端ない。

そんな大満足のお弁当が、なんと1,000円(税込)

 

企業努力に涙が出る。 1,200円にすれば良かったのに。とほほ。

 

とはいえ、なぜそんなに企業努力という言葉を使うかというと、直営店の存在がそう思わせるのです。

現在、陣中の直営店は7店舗。

仙台駅に2店舗、仙台空港に1店舗とレストラン1店舗、 そして残る3店舗がすごい。

 

まずは牛タンスタンド福室店。

ここは2021年11月13日にリニューアルオープンしたばかりなのですが、本社工場併設の直売店です。 もちろん人気の満腹弁当も販売していますが、ここの店舗はなんとトレーラーショップなのです。 簡単に言うと、小さいプレハブみたいな感じ。 かわいい外観ですけどね。

 

続いて牛タンスタンド閖上店。

ここも、小さなプレハブで販売している工場直売店です。 満腹弁当はこちらでも購入できます。

 

そして最後に牛タンスタンド泉店。

こちら、なんと元ガソリンスタンド。 まさにスタンドですね。居ぬき物件を改装して作られたお店です。 こちらも満腹弁当は買えます。

 

以上3店舗いずれも、決して人や車の通りが多いとは言えない立地なのですが、プレハブや居ぬき物件でコストを抑え、それでいて安くて美味しい商品を出し続けているのです。

 

すべてのお店とは言いませんが、やっぱりあのお店もそのお店も、街中の一等地や観光地に立派なお店を構えて、良いお値段で牛タンを出しているわけなので、そりゃ色々なコストがかかることでしょう。

 

もちろん陣中だって仙台駅や空港にあるんですもの、頑張ってはいます。 ただ、陣中のあの美味しい牛タンや弁当は、削りに削ったコスト管理の中でいかに高い品質のものを安く提供するかという苦労のうえに存在しているんだなと、お弁当を食べながら感動したりするわけです。

 

むしろ、お店にお金をかけるくらいだったら、その分給料を上げたいという考えでプレハブとかにしているのであれば、それはそれで「陣中のみなさんもっともっとお金は稼いでください」と応援したくなる。

 

ということで、真面目に美味しく安く牛タンをお求めいただけるお店を、企業努力という観点からご紹介しました。

そんな陣中の牛タン、ネットでも購入可能です。 ​ こんな商品もあります。

妻の誕生日にトゥルースリーパーっていうのは粋じゃない…けど、ヤーマンのフェイススチーマーはお小遣いでは厳しいなぁ~。

​​​もうすぐやってくる妻の誕生日。

もう結婚から10何年と経ってくると、「お互い誕生日プレゼント無しでいっか」という雰囲気、というか言葉が出てきて、ついには本当に誕生日などなかった様に過ぎ去っていくのです。

もう子供たちの誕生日だけばっちりやればいっか!って。

 

ところで、話が完全にそれますが最近あった面白かった話。

 

私には小さ目な子供が2人いるのですが、家のトイレを取り合ったり、トイレに一緒に入ってたり、トイレで何が起きてるのか良く分かりませんが、子供たちにとってはトイレもひとつの遊び場なんでしょうか?

 

ある日、いつもの様に一人が「トイレ行ってくる!」というと、もう一人も競うように走りだしました。

 

下の子がトイレに先に到着し、カギを締め、勝利をおさめた様です。

一方、負けた上の子は、2階にあるトイレに行くこともせず、奪われたトイレの前で「まだ~!?早く出てよ!」としぶとく待ってる始末。

 

その様子を「アホだな~」と思いながら見ていたのですが、3分経っても、4分経っても下の子はトイレから出てきません。

 

意地を張ってトイレから出ることを拒否しているのかと思いながらも、いつまでも「まだ~!?まだ~!?」と待っている上の子に対しても「いい加減お前も2階のトイレに行けよ!笑」と言って、ようやく上の子は2階のトイレにいきました。

 

その様子を感じ取ったのか、たまたまなのか、1階のトイレに引きこもっていた下の子が直後にトイレから出てくるのでありました。

 

どういう気持ちでトイレを出てきたのかは本人しか分からないことではありますが、そんなことは妻には知ったことではありません。

 

大便でもないのに閉じこもっていたとしたら、トイレの取り合いのためにつまらないことばかりするなと、下の子を𠮟りつけるために妻はこう言いました。

 

「いつまでも出てこないで!うんちだったの!?おしっこだったの!?」と。

 

 

 

 

 

子供​「うんちとおしっこ。」

 

父、爆笑。

 

つられて、妻、爆笑。

 

確かに。うんちとおしっこって一緒に出るなと。

子供に一本取られました。

 

で、なんの話でしたっけ? ​

そうです、妻への誕生日プレゼントの話。​ 前回書いた様に、誕生日とは関係なく妻と子供たちにトゥルースリーパーを買ってあげようと、まさに本日楽天市場で注文したわけです。

 

誕生日とは関係なく…

 

関係なく…

 

いや、誕生日にしちゃえば…

 

ダメだ、ダメだ。 トゥルースリーパーが誕生日プレゼントっていうのはちょっと違うよな。

とはいえ、トゥルースリーパーをお小遣いで買ってあげるんですから、誕生日プレゼントは通販で人気のレディースアイテムをおまけ程度にプラスすればいいかなと思って楽天のランキングを物色中。 可愛げなカードケース…?

 

この時期だしニットのカーディガン…?

 

あっ…そういえば、前に何かのCMでキラキラしてるフェイススチーマーに見入ってた妻。

歳も歳だから、そういうのも良いかもなと思い検索。

​79,200円(税込)​

まじか、8万円もするんだ…。

トゥルースリーパーがおまけになっちゃう。 なんでこんなにひみつのアッコちゃんのコンパクト的な感じなんだろう。 開けた瞬間に テクマクマヤコン テクマクマヤコン って言っちゃいそうですね。

いやいや、8万円はなかなか自分のお財布事情にとってはきついぞ。

どれどれ安いところを探してみよう。

便利な時代っすわ。

はい、見つけました~。

52,574円(税込)

なかなか業界ルールがどうなってるのか、お店によっては値段崩れてますね~。

まぁそれでも5万か~。

トゥルースリーパーの恩恵が相変わらず小さくなってしまうな。

 

決めました。

誕生日は、トゥルースリーパー2枚セットとケーキにします。笑

そんでこっちのフェイススチーマーは、クリスマスか、ちょっと後に延期して恩恵をバラしますわ。笑​​​​

ヤマハがインドの会社と電動アシスト自転車用モーターユニットの製造を行う合弁会社設立に向け署名。

2021年10月29日に、電動アシスト自転車の業界に関する情報が発表された。

 

電動アシスト自転車業界における国内3大メーカーのひとつであるヤマハ発動機株式会社が、インド最大の自転車メーカーであるHERO Cycles社の子会社であるHERO Motors社との間で、電動アシスト自転車用モーターユニットの製造を行う合弁会社設立に向けた契約に署名したとのこと。

 

合弁新会社の資本金(設立時)は2億2000万インドルピー(約3億2800万円)。 この合弁新会社にはヤマハ発動機が10%、HERO Motors社が90%を出資し、11月末にインドに設立予定。

 

現在、最も大きな電動アシスト自転車市場である欧州においては、ホイールの中央にモーターユニットを配置する「ハブモーターユニット」が、市場の約半数を占めているため、今後、グローバルでの電動アシスト自転車市場の伸長とともに、「ハブモーターユニット」の重要性が高まると予想し、今回の合弁会社設立に向けた署名に至った。

 

ヤマハ発動機はこれまでPASシリーズ、YPJシリーズの大きく分けて2つの軸で電動アシスト自転車を展開しているが、いずれもモーターの設置方式は「センターモーターユニット」と呼ばれる車体の中央にモーターユニットを配置する設計。 これに加え、今回の合弁会社で製造を行う「ハブモーターユニット」を併せ持つことで、ヤマハが日本国内での優位性を高めていくことは容易に予想される。

 

また、3大メーカー同士の関係性にも変化が生まれてくる可能性が高まった。

現在、国内の3大メーカーのうち「ハブモーターユニット」を中心に展開しているのはブリヂストンサイクル(前輪ハブモーター)のみだが、数車種に関してはセンターモーターユニットのモデルもラインナップしている。しかし、それらのモデルに搭載されているモーターユニットが実はヤマハ製なのである。

車体のフレーム自体はブリヂストン、モーター・電装関連がヤマハという共同設計の商品をお互いに商品名を変えて販売していたのだが、この所はそれらのモデルの変化が乏しく、共同で新たな製品づくりに力を入れていくことは無くなっていくのではないかと感じる。

 

数年前までは、「ヤマハブリヂストンは同じ商品を名前を変えて売っている」というイメージがあり、独自に進化を遂げているのはパナソニック(サンヨーと事業統合)のみと思われる状況が強かった日本の電動アシスト自転車業界ですが、ここへきてヤマハは独自の技術が盛り込まれたセンターモーターユニットにハブモーターを加えるという展開を見せ、ブリヂストンは前輪ハブモーターの進化に突き進み、パナソニックはこれまでのセンターモーターユニットを進化させていくというこれまでに見ない状況。

各社がそれぞれ違った道に進み始めているようだ。

 

いずれにせよ、電動アシスト自転車においてはパイオニア的存在のヤマハ発動機が再び日本国内に及ぼす影響は高まっていき、世界を見据えた新たな展開をしていくことが非常に楽しみである。

 

 

デリバリーに超人気のブリヂストンTB1eを買うなら知っておきたい事情とは。

​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​今日のちどり屋さんが教える事情。

​スポーティな電動アシスト自転車の本音です。

中でもブリヂストンサイクル「TB1e(ティービーワンe)」は、この数年スポーツ系の電動アシスト自転車の中でもトップクラスの販売台数となっており、全国どこでも見かけるほど、日本を支配しつつあります。 ​​​​​ このTB1e、2020年モデルまでもそれはまぁ劇的な距離を走りました。 1充電あたりの走行距離目安 エコモード130km オートモード90km パワーモード54km ところがどっこい、2021年モデルはこんなもんじゃありません。

  • エコモード200km
  • オートモード105km
  • パワーモード62km

​​​​​​​​​​​​​​​ ​しかもですね、これはあくまでも業界統一基準の「標準パターン」と言われる走行基準で得られた結果でして、​実際には「普通に乗っていたらこれ以上走れる」という声がわんさか。

​そして、なぜこんなに走れるのかというと、ブリヂストンが力を入れているデュアルドライブというシステムのおかげ様です。

通常の電動アシスト自転車ではモーターがペダルの付近についていることがほとんどです。 もしくは、後輪についている場合もありますが。

 

しかし、ブリヂストンのデュアルドライブは、モーターが前輪に装着されており、前輪は電気の力で回してくれるので引っ張ってくれるように走行します。

一方、後輪は普通の自転車の様にペダルを漕いでチェーンを回し、その伝達で後輪を回します。 つまり、前は電気の力で、後ろは人の力でタイヤが回ります。

前後ともに駆動するということで、両輪駆動ともいわれます。

 

で、なんの話だったかというと、なぜ驚くほどの距離を走行できるのかということ。

それは、前輪についているモーターが、ブレーキで発生した電力をバッテリーに戻して充電してくれるからなのです。 そうです。​充電しながら走行できるのがデュアルドライブ​なのです。

ではでは、能書きはこのくらいにしといて、裏事情にいきましょう。


 

​どうして2021年モデルは距離が長くなったの?​

そうですね、2020年モデルよりもグググググンと伸びましたね。

値段が高くなったからでしょうか?

車両が軽くなったんでしょうか?

バッテリー容量が大きくなったんでしょうか?

いずれも違います。

 

いや、値段が高くなったのは、間接的に影響あるのか?笑

答えは、下り坂自動回復充電の仕組みが、チョロチョロっと変わったからです。 今までも下り坂でスピードが上がると、自動で回復充電という機能が働いて勝手に少しだけブレーキをかけてくれていました。 そのブレーキによる「制動力」というやつが電力を発生させて、それが充電されていたというわけです。

それが2021年モデルからどう変わったかというと、 ​「下り坂が一定時間継続した場合に制動力を上昇させて充電量を増やした」​ というのです。

つまり、「長い下り坂は途中から勝手にブレーキを強くしちゃおうぜ」とシステムが言っているのです。 これによって、 ​ブレーキが強くかかる=制動力が増大=電力発生が増加=充電いっぱいされる​​​ ​​​​​​​​​​​​​​​​​​​ということです。

 

「これはとても嬉しいことですね。」 というのが表面的な感想です。

 

では、裏事情的な感想です。 このシステムの変更、すごいことなのでしょうか? いいえ、特にすごくありません。 距離だけ聞くとすごいんですが、メーカーの本音はきっとこうです。(想像です)


​​コロナの影響で部品も無けりゃ、あっても価格高騰しやがってよぉ。​​

もともと利益率が低い電動アシスト自転車なのに、どうすりゃいいのよ。​

​そうだ、もう値段上げるしかねぇな!それしかねぇ!​

​でも​値段上げたら売れなくなる​じゃねぇかよ。

​​役員から絶対怒られるじゃんかよ。​​

どうすりゃ…どうすりゃいいのさ!

…そうだ、システムいじって距離伸ばそうかな。 ​​

システム変えるだけなら簡単だしな。​​


ということが現実だと想像します。 ある意味、リミッター解除みたいなのを、メーカーが先にやってくれました。みたいな。 ​​​​ では結論として、これをどう理解するのが正解かというと、

  • コロナのせいで車両価格が8,000円以上あがった。
  • 値上げのレベルが半端ないので、ちょっとシステム変わった。
  • 長く走れるのは嬉しいが、画期的な技術ではない。
  • でも、TB1eはカッコいいし、人気だし、欲しい。

ということで、正しくご理解を。 ​​​

 

​TB1eって、登り坂…厳しいの?​​

そうそう、TB1eに限ったことではありませんが、デュアルドライブのモデルは急な登り坂が不得意だっていうのは本当なのでしょうか?

​​​​​​正解は、​本当です。​

電動アシスト自転車なのに、登り坂が不得意ってマズいんじゃ…。」 そんなことはありません。 ここで言う、デュアルドライブが不得意な登り坂とは、​激坂​と思ってください。

激坂と言っても人によって急と感じる斜度が異なるわけですが、デュアルドライブが不得意なのは傾斜25%以上というのが目安と思います。 そんな坂、普通の人なら自転車に乗って登ろうと思えないはずです。

ところが、そうも言えない時代になりました。 ヤマハパナソニックの、センターモーターユニット式の電動アシスト自転車は、モデルによって楽々に登れてしまうのです。 どれも全てが楽々というわけではありません。モデルによります。 この差は何かというと、

  • モーターの位置
  • スリップ制御

この2点が大きな要因です。

 

まずはモーターの位置。

デュアルドライブは、モーターが前輪についています。 かなり急な坂を自転車で登るとき、みなさん体にかかる力はどうなっているか想像できますか? 立ち漕ぎにしろ、座って漕ぐにしろ、ペダルにはエッサホイサと思いっきり力を入れているはずです。

さて、ペダルを強く足で押すということは、押した分の力がペダルを回す力にもなりますが、一方で体が立ち上がろうとする反動にもなります。 それを抑制するために、ハンドルを握っている手にはものすごく力が入っていることが大半でしょう。

その手の力がどう作用しているかというと、ハンドルを上方向にひっぱり上げる力になっています。 ​急な坂ではペダルを力強く踏むのと同時に、ハンドルを引っ張り上げています。​ そうするとどうなるかというと、​前輪が持ち上がります。 こうなると、前輪にモーターがついているデュアルドライブは、モーターの電力の力が地面に働かなくなるので、坂を上ってくれるパワーが一瞬にして途切れます。

 

激坂を登っている途中で、今まで掛かっていたモーターの走る力が「フッ」と無くなった瞬間、90%以上の人は「うわっ!」っとテンパることでしょう。 そのまま漕ぎ続けられる人は少ないはずです。(その特性を知ってる人なら別ですが。)

 

一方で、ヤマハパナソニックを中心としたセンターモーター方式の車両は、前輪が浮いてしまったとしても、後輪さえ接地していれば登り続けてくれます。

モーターが発する電力の力もペダルを漕いでいる足の力も、どちらも後輪に働いているので、後輪が浮き上がるということがなければ、登り坂は割とスイスイ登ってくれます。

この違いが、激坂においてのデュアルドライブとセンターモーターなのです。

 

そして、デュアルドライブのスリップ制御も悪影響を及ぼします。

スリップ制御とは、雨の中やマンホールの上を走行したときに、スリップを検知して車輪の回転を止めてくれる機能です。 ツルッと滑ってしまった場合、そのままモーターの力でタイヤが回り続けてしまうと、車体の操作が思うようにいかずスッテンころりんと転倒してしまう可能性が高くなるので、タイヤのアシスト回転が止まることは好都合なことも多いでしょう。

ただし、今回は激坂を登っているときの話です。

 

さて先ほど、激坂を登っているときは前輪が持ち上がってしまうと説明しました。

前輪が浮いている状態になると、タイヤ君はどう思うでしょうか。

 

あれ、いままで地面を転がっていて回るのが大変だったのに、 急に回るのがスムーズになったぞ? もしかして、スリップしたんじゃないっすか!?

 

ということで、スリップ制御が作動します。

スリップ制御が作動するということは、モーターが止まります。

激坂で前輪が持ち上がるとは言っても、一瞬です。 その一瞬でスリップ制御が作動してモーターが止まるのですが、厄介なことに、前輪が地面に降りたあとも、なかなかモーターが再始動してくれないのです。

激坂でモーターが止まるほど、精神的にヤラレることはありません。

​これがデュアルドライブが激坂を不得意とする所以です。

 

最低な自転車ですね。

そう思ったあなた。

 

違うんです。 私はデュアルドライブをけなしたかった訳ではありません。

それぞれの特性にあった、ベストな走行環境があるのです。

 

それと、補足としてお伝えしておきますが、 ​​デュアルドライブが苦手なのは正確には「激坂の登り」です。

むしろ​「激坂の下り」は、他のメーカーと比べれば得意中の得意​です。 ​

みなさんお気づきでしょうか? 激坂があるということは、「登り」があれば「下り」があるんです。

そりゃそうだ。

 

前輪が浮いてしまうほどの激坂なら、下り坂はさぞかし怖いです。

こんな下り坂、よくあるリムブレーキローラーブレーキで下るのは、減速や停止の性能が追い付かない可能性があるうえ、頻繁にそこを走行していればあっという間にブレーキの消耗に繋がり、ブレーキが効かずに事故に遭いましたという日も近いことでしょう。

 

そこでデュアルドライブ。 何度も言っている通り、デュアルドライブはモーターの制動力を電気に変えてくれるのですが、それはつまりクルマでいうエンジンブレーキの様なものです。

自転車の両手で操作する前後のブレーキに加えて、モーターが車輪が速く回るのを抑えてくれるので、激坂の下りでは半端ない安心感なのです。

ここまで聞くとお気づきでしょうが、センターモーターの車両では激坂の登りを楽々に登れたとしても、帰りは恐怖の下りが待っています。

それぞれの車両の特性と、環境走行環境のマッチングというのはこういうことなのです。

 

そこでさらに、走行環境についてお話します。 デュアルドライブは、その魅力のほとんどを「回復充電ができる自転車」として認識されています。 この回復充電なんですが、充電効率と走行の効率が良い環境というのがデュアルドライブファンの間ではある程度定まっています。

それは、​なだらかな坂が沢山&延々続く様な地域。​

 

日本中が激坂なわけではありません。

「うちの近くに急な坂がある!」と言っても、傾斜が25%を超える様な坂ばかりという地域は割と一部です。 あなたの地域はどうでしょう?

25%を超える坂ばかりで、デュアルドライブではたまったもんじゃない。という方は、ヤマハパナソニック、もしくはブリヂストンヤマハ共同設計モデル(センターモーター)にすると良いでしょう。

でも、「そんな坂は何個かあるくらいかな?」とか、「回復充電楽しそう」とか、「めっちゃ長い距離走りたい」という方は、むしろブリヂストンのデュアルドライブにしない手はありません。​​​​​​​​​​​​​​​​​​

さて、まだまだ裏事情を続けたいところですが、またゆっくり追記ます。 どのお店で買うとどうなんだ…という裏事情も。​​ お楽しみに。